<空想科学祭2009>レビュー/感想掲示板



[310] 「森のぱよぱよ」栖坂月 Name:空想科学祭2009 Date:2009/10/12(月) 20:19 [ 返信 ]
【題名】森のぱよぱよ
【あらすじ】大気の主成分にフッ素を含む惑星フローライト、そのとある大陸にある広大な蛍石の森に『ぱよぱよ』と名付けられた奇妙な生物が住んでいた。大した功績を持たない生物学者のサクジ・スミスは、この生き物の奇妙な魅力に惹かれてフローライトでの観察を続けていた。ちなみに彼は42歳、今年がうっかり厄年である。
【名前】栖坂月
【URL】http://ncode.syosetu.com/n2657i/



[392] ぱよぱよ可愛い! Name:鳥野 新 Date:2009/10/19(月) 20:21
 博士と謎の生物ぱよぱよとの異種間コンタクト(?)ものです。
 最初は星の環境設定の面白さと美しさに興味津々、そのうちにぱよぱよの奇妙な可愛らしさに心を奪われました。で、途中からのハラハラドキドキ急転直下の展開でもう目が離せなくなりました。
 ぱよぱよの愛らしさに目じりが下がり、そして雄雄しく戦う姿を見て手に汗握りました。とてもステキな物語だったと思います。


[449] RE:「森のぱよぱよ」栖坂月 Name:尚文産商堂 Date:2009/10/23(金) 23:39
個であり全であるという言葉から、"一は全、全は一"という錬金術の基本原理を思い出しながら、読んでいました。かわいい生き物であっても、生きるためには獰猛になることがあるという証明になりそうな、勢いのある作品だと思いました。

[482] 感想 Name:中瀬美嘉 Date:2009/10/25(日) 08:44
 ぱよぱよの魅力に取り憑かれ、後味のよい読了感。話の作り方のうまさにごちそうさまでしたと四指付いて深々と頭を下げたくなる。
 目のないぷよぷよ、丸いスライム。どう表現すべきだろう。愛らしい知的生命体が持つ恐ろしい一面と、それを利用しようという愚かな大人たち。途中から博士に同調してどうやって彼らを救うのだろうかとハラハラした。
 真っ直ぐな命、優しい博士の人柄が滲み出ていてとても面白かった。
 企画作品中で一番ぱよぱよがかわいいと思ったのは、恐らく私だけではないはずだ。


[572] RE:「森のぱよぱよ」栖坂月 Name:右野前条 Date:2009/10/29(木) 23:40
まさしくSF、といっていい。
正直いって、脱帽するほかない。頭一つ、抜きん出ている。
精緻に構成された作品世界を、主人公の主観を通して、なんとも魅力的に紹介してくれる。
虚空に浮かぶ惑星フローライト、もしくは幻想的な森の風景、それらの映像をありありと浮かべることが出来るほどだ。

展開もまた、見事なものだ。
無理を感じさせない展開で、生物学者である主人公が巻き込まれる事件と苦悩とを、文句の付けようもなく描き切っている。
ぱよぱよという存在を創造し、設定を練り上げる発想力。それらを形にし、読者にと伝えた描写力。それに、破綻なく結末までを一息に描き切った構成力。いずれが欠けても、この傑作は生まれなかっただろう。


[576] RE:「森のぱよぱよ」栖坂月 Name:憂国万歳 Date:2009/10/29(木) 23:55
ぱよぱよ可愛いよぱよぱよ。……駄目ですか?
文章が巧いんですよね。そしてそれに見合う綺麗な物語。そこへきてのぱよぱよ。も一つおまけにぱよぱよ。
うーん、可愛い。大事なことなので二回言いたい。


[642] ありがとうございました Name:栖坂月 Date:2009/11/20(金) 12:26
五作目、しかも中編という長さの作品にまで足を運んでくださり、ありがとうございました。過分なお言葉の数々、あまりの嬉しさに鼻血が出そうです。
この作品も『猫』と同じく、急遽思いついて追加された作品です。そのため、二万字を超える作品でありながら極めて短時間で書かれているという経緯があります。土台となる構想は以前から、別に書いていた作品の中にチラホラと散見していたのですが、それを掻き集めてSF的な味付けをしたところ、こんな作品になってしまいました。
全体の筋はお褒めいただいている通り、かなり気を入れて書きましたので終始一貫したテンションを保ちつつ表現できていると思います。書き上がってからかなりの疲労を感じましたが、それだけの価値はあったことも事実だと思います。
ただ、キャラに関しては、特にぱよぱよに関しては、やはりと言いますか少し狙っていました(笑)この部分はまぁ、五作目ということもありましてインパクトが必要だろうという無粋な配慮もありまして、必要以上に浮いた存在として演出しちゃってます。それが結果的に可愛さを生む結果になったというのなら、それはそれで良かったのかもしれません。
いずれにしても、この企画に対する熱意という後押しがなければ、決して完成することのなかった作品です。そういう点においても、今回の企画には感謝をしておきたいなーと感じております。
皆さん、本当にありがとうございました。



  


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