<空想科学祭2009>レビュー/感想掲示板



[336] 「汝は人狼なりや?」桂まゆ Name:空想科学祭2009 Date:2009/10/15(木) 23:59 [ 返信 ]
【題名】汝は人狼なりや?
【本文】
惑星探査船「アマテラス」。未開の惑星の調査を終えて帰還する五人の搭乗員たちの間に、不可解な事件が起こる。
「吹雪の山荘」?「孤島の村」? ミステリではありません。
【名前】桂まゆ
【URL】http://ncode.syosetu.com/n3025i/



[427] RE:「汝は人狼なりや?」桂まゆ Name:尚文産商堂 Date:2009/10/22(木) 14:21
密閉された宇宙船の中で起こる事件。出れるはずがない船内から、なぜか消えゆく乗組員たち。SF要素もあり、ホラーの感覚もあるように感じました。本当にある"汝は人狼なりや"という思考ゲームを、非常にうまく取り入れていると思いました。

[430] 感想 Name:中瀬美嘉 Date:2009/10/22(木) 15:11
 宇宙船の中で突如わき起こった失踪事件。何が原因で何が起きているのか。一読するだけではちょっと理解しがたいくらいパッパッと画面が変わり、加えてこの長さにしては登場人物が多い印象。長さにもう少し余裕があり、登場人物がもう少し整理されていればよりわかりやすかったのでは無かろうか。
 前編の軽さに裂いた文字数よりも後半の緊迫感の続く部分の文字数が極端に少なかったのは締切のせいだろうか。この話の肝は前半の賑やかな船内の様子ではなく、一人ずつ消えていく仲間とその状況に困惑する乗組員たちの心理状態あるはずだ。楽しく筆の進むキャラ同志の絡み合いよりも、互いを疑い合う部分に文字数を裂いて欲しかった。
 全体を見るとどうしても前編部分の間延びした感覚ばかりが残り、タイトルから想像する重々しいものが一体いつになったら出てくるものやらとやきもきしてしまった。筆力のある作者だけに大変惜しい点である。


[506] RE:「汝は人狼なりや?」桂まゆ Name:鳥野 新 Date:2009/10/25(日) 16:01
 宇宙船ビーグル号の「ケアル」のくだりを思い出しました。
 SFに加えてサスペンス仕立てで面白かったです。
 惜しむらくは、すでにご指摘もありますが、最初いきなり多数の登場人物が出てきたため誰が誰だかわからなくなって、推理したくてもよくわからないまま読み進めてしまったこと。
 紅蘭は最初会話から想像していたよりも実際はすごく美人で、意表をつかれた登場でした。キャラが立っていたので、早々と女性的にするよりもっと冒険してギリギリまで相手を追い詰めて欲しかったです。


[518] RE:「汝は人狼なりや?」桂まゆ Name:ラヒチ Date:2009/10/25(日) 17:53
題材にまた惹かれましたが、だからこその以下苦言。
他の方も仰っているとおり、序盤から人物紹介が露骨すぎて読者に優しくない。
また、コメディタッチに書いてしまった部分が後半のインパクトと相反し、作品自体がテーマ共々乖離してしまっている印象を受けました。恐らく《時間》という企画特有の敵に抗えなかったのでしょう、後半にもう少し力を入れるつもりだったのではないでしょうか?
宇宙船内で魔女裁判、こんな素晴らしい設定だったからからこそ、もったいないと感じてしまう作品でした。ただ、『千年の恋』のように《SF》に対し作者様が苦心しているような匂いがなかったところに、ある種の爽快な潔さを感じ、楽しく読めたことを言い残して終わります。機会があったら是非ともリライトを。


[545] RE:「汝は人狼なりや?」桂まゆ Name:右野前条 Date:2009/10/27(火) 23:26
私は"汝は人狼なりや?"のプレイヤーであるため、やや辛い評価になることを先に述べておく。

多数の登場人物、それぞれを判り易く個性付けした割には、あまりに各自の退場が早すぎる。
勿論、その個性がストーリー上で重要な役割を果たすのだが、短編であるゆえか、些か露骨さを感じてしまう。
張られた直後に伏線が回収されるとでもいうのか。
上手い伏線にはっと気付いたときの、あの、してやられた感が感じられないのだ。
"汝は人狼なりや?"がストーリーに絡む部分も唐突に過ぎ、全体的に、詰め込み過ぎの印象を受ける。
というより、これを短編で書いたのは失敗だった。少なくとも五倍の文章量は必要であったよう感じる。
中編、或いは長編としていれば、登場人物の数も自然に感じられただろうし、伏線の露骨さも解消されたことだろう。

それから。「千年の恋をしよう」に続いて、"「鼠王国」"ネタがあるが、これは頂けない。
面白いと思っているのかどうかは知らないが、ネタ自体が使い古されたものであるうえで、二度目である。

>二度、読むのは読む方にとっては苦痛なのだ。

まさしく、そのとおりなのだ。


[566] 軽く持ち上げ激しく落とす Name:栖坂月 Date:2009/10/29(木) 16:10
他の方のレビューを読んだら、ヤバイ言うことなくなった(笑)
えーと、それでは私は、あえて前半の伏線に関して感想でも並べてみようかと思います。
この作品の技術的なテーマは、おそらくギャップであろうと感じました。後半のサスペンス&ミステリアスな展開を生かすための土台、それをいかに創り上げるのかという部分に苦心されたのだろうと思います。実際、それはある程度成功していたと思うのですよね。実際、最初の展開から後半を予測することは難しいと思いますし、私にとっては『そう来ましたか』と感じられるだけの展開でした。そのために必要と感じたからこそ、前半部の軽さがあったのだろうと思います。文章の技術力も構成力も標準以上のものを持っている方らしく、その創り方はなかなかに巧妙だったと思います。特にゴリラ女は、キャラ単体でもギャップを発揮していましたし、楽しめる工夫を各所に散りばめた贅沢な作品と言えるのかもしれません。
まぁ、だからこそ後半の淡白さが一際目立ってしまったとも言えるのでしょうね。アイデアも文章も良いと感じられるだけに、一人の読者としては期待してしまうという側面もあるのでしょう。私個人としても、もう少し長い話として創っていただけたらなーと思います。
落差って驚きには繋がるんですが、それ単体では物語にならないものなんですよね。


[654] RE:「汝は人狼なりや?」桂まゆ Name:桂まゆ Date:2009/12/31(木) 23:10
読んで頂き、レビューを頂き、本当にありがとうございました。

この作品は書き上げた後の第一声が「読まないで」という我ながら不名誉な一声でした。

当時、パワーダウンしていた私は、〆切に間に合わせようと必死でした。
数時間前まで、がんばっておりました。
だから、解っている。
推敲する時間がなかった事も、「浅く甘い作品」であることも。
最低限の修正はしました。
でも、それが限界でした。

でも、もう一度読み返した時に、改稿したいと思った程に好きな作品です。

いつか、時間がある時に改稿したいと思いますが、そんなのは言い訳ですよね。
中途半端な物を読ませてしまい、申し訳ありませんでした。



  


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