<空想科学祭2009>レビュー/感想掲示板



[60] 「銀星スターライト」藤咲一 Name:空想科学祭2009 Date:2009/09/03(木) 18:09 [ 返信 ]
【題名】銀星スターライト
【あらすじ】
 ある日、いつもと変わらない生活を送っていた高校生、北内恭介(きたうちきょうすけ)は、夜空を彩る流星群を見た。
 その内一つが裏山に落ち、光の柱(スターライト)を作り出す。その姿に好奇心を駆り立てられた恭介は、着の身着のまま、その場所へとひた走った。
 その先で待ち受けていた未知との遭遇。そして、接触。追い詰められた恭介が選んだ心の叫びとは……
 私的王道SF。楽しんでもらえたら良いなぁ。です。
【名前】藤咲一
【URL】http://ncode.syosetu.com/n8905h/



[267] RE:「銀星スターライト」藤咲一 Name:尚文産商堂 Date:2009/10/04(日) 23:52
宇宙から飛来した知的生命体と知覚レベルで融合し、反乱したものを追う。そのようなシチュエーションは王道さを見せつけてくれると思います。一本筋のは、私は書いたことがほとんどないので、勉強になります。作品全体を通して、一本の道筋を全力で飛び回るような感覚で読ませていただきました。

[287] RE:「銀星スターライト」藤咲一 Name:栖坂月 Date:2009/10/07(水) 16:54
夏ホラーの際に読み専として上げられていたレビューを拝見してから、実は興味を持っていました。丁寧で的確なレビューを記すこの人は、どんなSFを書く人なのだろうと、正直言うと楽しみにしていた方です。それを今回、読ませていただきました。
まず、TP‐TCと並ぶほどに読み応えのある作品でした。文字数的にもそうなんですが、地の文が丁寧と言いますか、個人的には几帳面という印象で、比較的漫画的とも思える設定でありながら硬い印象を受けたんですよね。そのため一字一字を追いかけるようにして読み進め、終えるのにかなりの時間を要しました。これには賛否あろうかと思いますが、文章を読む人にとっては楽しめる作品であろうと思いますね。私は硬いか柔らかいかで判断はしませんので、相応に楽しめましたと言っておきます(笑)ただ、硬いながらも文章の組み立てが丁寧だったことで、時間はかかりましたが引っ掛かることはありませんでした。その部分では、やはり文章的な上手さを感じましたね。
内容に関してですが、やっぱり『ARMS』を連想するのはいけないことでしょうか(笑)もちろん、単に髣髴とさせるに終わる話ではなく、しっかりとした設定作りをしたことが端々に窺えますから、そんなことは微塵も気にすることなく楽しめると思います。作者様は『ギリギリSF』みたいなことをおっしゃってましたが、そんなこともないと思いましたよ、コレは。それに、この作品の肝は設定よりも、厚く重く、それでいながら滑らかさのあるアクションシーンにこそあると感じます。一つ一つのシーンで良く手を抜かず仕上げたものだと、そこは素直に感心しました。
反面、丁寧さが前面に出ているせいか爽快さには欠けていたような印象もありますが、この辺りは個人の好みの問題であろうかと思います。はい、ドッシリと楽しませていただきました。レビューの時に感じた通り、安定感のある方なのだろうなーと、実感した次第です。


[444] RE:「銀星スターライト」藤咲一 Name:蚕の社 Date:2009/10/23(金) 18:42
読み応えのある作品でした。ファーストコンタクトものは数多くあるのでしょうが、主人公をはじめとするキャラクターが魅力的で無個性なはずの「銀星」が徐々に主人公に感化されていくのは、自然で良かったです。
惜しいなと思うのは、視点が定まっていないこと。視点をスライドさせるのも、技法のひとつなのでしょうが、誰の心象描写なのかが一見して解らない箇所が数カ所ありました。
まぁそんなことは、重箱の隅を突くようなものなのでしょうが。
「赤い服を着ているから、通常の三倍仕事が早い」に、笑わせていただきました。

[543] RE:「銀星スターライト」藤咲一 Name:俊衛門 Date:2009/10/27(火) 22:15
ライトなSFではありましたが、決して内容が軽いというわけではない。むしろ、設定が良く練られた王道SFでありました。細かいところの描写が丁寧で、相当勉強されたのだなというのが伺えます。無味乾燥な銀星の人格が、段々と人間臭くなってゆく心情変化が良かったです。

この文字数でこのスケールの大きさは感服します。それだけに、最初の日常シーンが冗長になりがちなのが残念。ダラダラと日常が続くと、回れ右してしまう読者もいるかもしれないので、もうちょっと短くても良かったかもしれないと思いました。


[546] RE:「銀星スターライト」藤咲一 Name:羽村奈留 HOME Date:2009/10/28(水) 00:57
黒猫も鬼ごっこ。97,650文字数分の未知との遭遇を体感しながら読ませて頂きました。

登場人物、今回は人以外もあるので登場物と申し上げたほうがよいのでしょうか。
SFの描写は難しい部分がありますが、それを思わせないほど分かりやすかったので、さらりと読めてしまいました。

それと、話題になっている流星群や星ネタを取り入れたのは、藤咲一先生のセンスによるものでしょうか。

最初の軽やかな出だしから、徐々に明らかになっていく物語は重みを増して、後半の主人公の変貌に凄みを感じました。

羽村的に言わせて頂くと、
「羽村の瞳も充血してしまいました」
です。

投稿お疲れ様でした。
今後も更なる発展とご活躍をお祈り申し上げます。


[565] RE:「銀星スターライト」藤咲一 Name:招夏 Date:2009/10/29(木) 15:36
感想です。

感動大作、執筆お疲れさまでした。読みごたえのある作品でした。

真奈美をめぐる、恭介と勝昭の性格の対比が生き生きと描かれていて、後半手に汗を握りながら読みました。この二人の対比があまりにもばっちりハマって後半を盛り上げていたので、恭介とお父さんの絡みやエピソードは、あまり長々と入れる必要がなかったんじゃないかとチト思いました。(あれはあれで面白いんだけど、あの辺で、ちょっと話のスピード感が落ちていたというか、なんというか……背景だけ分ればいいんじゃないかな…って言うか、お父さんは引っ込んでてって言うか……むにゃむにゃ)(聞き流し、希望!)

一つ言わせてもらえるならば、こんな面倒なことになるのなら銀星は分裂しない方が良かったんじゃ?ということでしょうか。いくら大勢で探したほうが早いからって、分裂したもの同士で戦うんじゃ、デメリットの方が多そうだし……分裂をしなければならなかった理由が別にある方が良いような気がしました。まあ、そんなことは置いておいて、大いに楽しませていただきました。


[609] RE:「銀星スターライト」藤咲一 Name:鳥野 新 Date:2009/10/31(土) 21:16
 銀製スターライト楽しませていただきました。
 読みやすい文章で、素直に中身に入りこむことができました。マンガの「寄生獣」と似ているかな〜と思って読み始めましたが、キャラの書き込みそしてストーリーの展開でそのこともすぐわすれてしまいました。
 銀星との出会いから、戦いに身を投じ、そして感動のラストまで全てをきっちり描ききったその持久力、筆力……大尊敬です。


[623] RE:「銀星スターライト」藤咲一 Name:藤咲一 Date:2009/11/04(水) 21:25
 読んでいただき、また、感想・レビューを下さった皆様。本当にありがとうございます。藤咲一です。
 今回の銀星スターライトですが、やはり、独りよがりな物語であったと感じております。結論、読み手のためにといった努力を怠っていると言い換えても良いかもしれません。
 その作品を読んでいただけた事が、まず、私の幸せです。

 それでは、個々のレビューに返信を……

>尚文産商堂 様
 はじめまして。藤咲です。
 一本の筋を感じていただけた。嬉しいです。
 あとがきの宣言通り、小躍りしました。
 あ、気持悪いとか言わないで……
 さて、王道。個人的な見解で王道はベタなものではなく、受け入れられやすい物語として認識している私です。それが、その様に伝わったのかなと、胸をなで下ろしました。
 ありがとうございます。

>栖坂月 様
 こちらでは、はじめまして。藤咲です。
 丁寧なレビューありがとうございます。
 コメントの一つ一つに恐縮いたします。そして、小躍り。
 さて、
>ARMSを連想
 実は、私もこの銀星スターライトを書き上げ思った事として、ARMSの影響を受けているかなぁと感じました。
 右腕が武器。空を飛ぶ推力は空気。打ち出される砲弾。最大の攻撃は反物質など、あ、チャクラもそうですね。アイディアの乏しい私は、記憶の片隅にあったそれらを無意識の内に使ったのかもしれません。
 それを完全に払拭するにはまだまだ、未熟でした。
>爽快さが欠ける。
 何を見せたかったか。それが原因かと思います。結論の所、戦闘シーンに関しては、ほとんど戦ってませんし。その他アクションシーンにあっては、コマ割りの様な描写となっています。爽快なアクションを期待されたのであれば、何これ? となるモノでしたね。
 緩急をつけられれば、理想。しかし、私にその実力は伴っていない。故に、取捨選択で自分の書きたい方で記しました。結果が、これです。
 次の課題は緩急かと、思っている次第です。

>蚕の社 様
 さて、この物語の主人公は誰か……ですが。
 恭介ももちろん主役なのですが、テーマの上では、銀星が主役。だったりします。
 初期のテーマが伝わった様で、小躍りならぬ、一人祭りを開催しました。
>視点が定まっていない。
 危惧していた事です。視点変更に文字数を裂いていないのが原因です。部分ごとで纏めてしまえば良かったのでしょうけど、書きたかった事を流れに乗せてと思い、こうなりました。まだまだ、この技法を使うには未熟でしたね。
>赤=三倍
 笑っていただけ、何よりです。ガノタ藤咲。入れずにはいられませんでした。

>俊衛門 様
 こちらでは、はじめまして、藤咲です。そして、一人祭り継続中です。
 勉強しました。これは、高校入試の時くらいと言っても過言ではないと思います。って言っても伝わりませんよね。
 知識をかき集めました。できる限り物理法則は無視したくない。あくまで、リアルの延長にあるフィクションを描ければと思いました。それが、細かい描写に繋がったのかと思う次第です。まあ、結局、物理法則無視してますけど。
>ダラダラ日常
 これは、スケールの大きさが災いしたと言えます。この文字数制限の中でこの物語を描いた時点で私は、テーマ自体をいくつか削除すべきだったのかもしれません。いえ、それをしなくとも、自分のエゴを押しこめて、いくつか日常を削除すべきだったと反省しています。

>羽村奈留 様
 感想欄の方へ返信させていただいておりますので、こちらでは私の一人祭り小躍りを堪能していただければと思います。
 え、いらない?
 すいません。自粛します。

>招夏
 はじめまして。藤咲です。
 楽しいでいただけた様で、小躍りを再開いたします。
>お父さん引っこんでて
 だはは、これは痛い。返す言葉が見つかりません。しかし、長々と入れてしまった日常。これは反省すべき点ですね。もっとスマートに纏められたのかもしれません。でも書きたかった。これが私のエゴですね。
>分裂した銀星
 えっと、これはご都合主義です。と言えないものです。銀星の価値観で選択された結果と言いますか。言うなれば、想定外なのです。分裂した者同士の争い自体。理想論の上にある判断で、敵は金色の奴だけ。つまり、寄生した種族が嫌われ者だったり、同族同士で争っているなんて欠片も思っていなかった。故に、その時点での判断としてデメリットは少なかったのでした。地球と銀星の母星で生きるモノの価値観の違いが、争いを生んだ。自我を持つ金色が離反者と呼ばれる原因です。
 って、この説明を作品中に入れとくべきだった。と反省してます。
 わかりやすさ重視でいけば、離反者と戦って砕かれたから世界に散ったとした方がわかりやすかったのかとも思います。
 おお、これはこれで、別の物語ができそうだ。
 ご指摘ありがとうございました。

>鳥野新 様
 はじめまして、藤咲です。
 楽しんでいただけた様で、小躍りです。
>寄生獣
 イギー。あ、これはジョジョか。ミギーですね。たぶん。うろ覚えですいません。
>全てきっちり
 描写には偏りがあったのではないかと思いますが、きっと脳内補完してくださったのですね。感謝感激です。そして、過分なお言葉に私は照れます。しかし、天狗になりますから、餌は与えないでください。
 嘘です。
 優しいお言葉、これからの励みになりました。
 ありがとうございます。


 重ね重ね、皆様にはお礼申し上げます。こういった企画に参加させていただき。そして紡いだ物語は、私の思い出です。
 最後に、企画の運営を行ってくださった、天崎さんを始めとする、皆様。厚く御礼を申し上げますとともに、これから益々のご発展、ご健勝、ご活躍をお祈りいたしまして、締めの一文とさせていただきます。

 本当にありがとうございました。
 藤咲一。



  


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